公文の国語ってどんな内容?実は学習の“基礎”だった!
「公文」と聞くと算数や英語をイメージされる方も多いかもしれませんが、実は国語こそが全教科の土台だと私は実感しています。
公文の国語では、漢字や文法、読解まで段階的にレベルアップしながら、文章を読む力を養っていきます。
教材は短い文から始まり、徐々に長文読解へ。進度が上がるにつれ、古典や評論文に触れることもあります。
読み進める中で「言葉を正しく理解する力」「文章を整理する力」「自分の考えをもつ力」が自然と鍛えられていきます。
口コミで見る「公文国語」のリアルな評価
実際の保護者や子どもたちの口コミを見ても、公文の国語に対する声はさまざま。
「公文の国語を続けたおかげで、本を読むのが苦じゃなくなった」
「子どもが文章題をスラスラ解けるようになって驚いた」
「単調でつまらないという声もあるけど、繰り返しが力になると感じている」
中には、「興味のない文章ばかりで逆に国語が嫌いになった」という声もあります。
でもそれは“目的”がずれていることも多いのです。
【私の体験談】H教材まで進んで感じた“後悔”と“本当の価値”
私自身、約30年前に公文の国語をH教材(中学生レベル)まで進め、その後は英語へ切り替えました。
当時は「国語はある程度できたし、もういいかな」と思っていましたが、今振り返るともっと続けておけばよかったと後悔しています。
なぜなら、国語力は算数にも英語にも影響するからです。
文章の意味を正しく読み取る力があるかどうかで、問題の理解度が大きく変わるのです。
【息子たちの場合】読書習慣の違いが生んだ“驚きの差”
長男と次男、2人とも公文をやっていますが、国語力の差ははっきり出ました。
長男:自分から本を読む子。文章を読むのが苦にならず、公文の国語もスムーズ。小学5年でGⅡ教材(高校初級レベル)に入り、長文も難なく読みこなします。解いた問題も覚えてしまうほどの集中力。
次男:マンガですら読みたがらない子。「文字を読むのがめんどくさい」と口にし、公文の国語も進まず。同じ箇所で何度も間違え、5周以上かかることも。それでも最近は**「読み方のコツ」をつかみ、スムーズに進むことが増えた**のです。
正直、ここまで差が出るとは思っていませんでした。国語力って、こんなにも学習全体に影響するのかと実感しました。
「公文の国語は意味ない」と言われたこともあるけど…
小学生の国語教育を研究している先生に、次男の学習について相談したことがあります。
そのとき言われたのは、
「今の子にとって公文の国語は意味がない。力をつけたいなら、どんな本でもいいから、興味のある本を読むことが一番」
たしかに、それも一理あります。
でも、本をそもそも読まない子には、読む“習慣”をつける手段として公文が必要だと私は思っています。
だからこそ、うちでは今も2人とも国語だけは続けています。やめてしまうと、本当に読まなくなるから。
国語力は「問題を解く力」にもつながる
特に感じるのが、算数・英語にも国語力が影響しているということ。
文章をしっかり読める長男は、どの教科でもつまずくことが少なく、自分でどんどん進めていけます。
逆に、文章を読むのが苦手な次男は、算数の文章題でも「何を聞かれているのか」がわからず、止まってしまうことも。
つまり、「国語ができる=すべての学習の土台になる」。
これは実体験として間違いないと確信しています。
まとめ:公文の国語は“読む力”を育てる最強のツール
公文の国語は、地味で単調に見えるかもしれません。
でも、コツコツ続けることで確実に「読む力」がつきます。
そしてその力は、**他教科にも広く影響する“学力の核”**になります。
うちのように兄弟で差が出ることもありますが、どんな子にも「読む力の種」はあります。
公文の国語は、その種を育てる“栄養”になる教材だと、私は心から思っています。
こんな方におすすめの記事でした
公文の国語って意味あるの?と疑問に思っている
子どもが読書嫌いで悩んでいる
公文を続けるかやめるか迷っている
国語力と他教科の関係が気になる
