子どもが小学校へ入学してから、勉強に困らないように、何か習い事を...と考えているお父さんお母さんは多いと思います。
そう考えた時に高確率で名前が上がる公文。
ワタシは幼稚園の頃から公文を始め、中学卒業まで通い、大学に入学後は公文で採点のバイトをしていました。そして親になった今、子どもに公文を習わせています。
そんなワタシから見た公文の教室選びのアドバイスをしていきたいと思います。
公文の教室、本当に本当に本当に!!!しっかり見定めたほうがいいです!!!
ハッキリ言います。各教室で全く違います。高い月謝を無駄にしないためにも、ぜひご覧ください!
公文教室は必ず複数の教室を見て、体験すべし!!
まず、自宅付近の公文の教室がどれくらいあるかを確認してみてください。始めは送り迎えが必須になってくると思います。小学生に上がったら自転車で行ける範囲がいいなーと思いますが、その範囲に素敵な教室があれば問題ありません。なかった時に、ご家族が送迎をしないといけませんが、もし送迎できそうであれば、行けそうな範囲まで広げて教室を調べてみてください。
ここで、近場だしここの教室でいいや~っと妥協しないでください!後程詳しく説明しますが、教室によって全く力の付き方が違います!少し大変ですが、教室は複数見学してください。
既に通っている友人から情報を聞くべし!!
もし周りで公文に通っているお友達がいたら、ぜひ聞いてほしいことがあります。
それは勉強の進み方です。
いつ頃始めて、今何を勉強しているか。これは多少個人差がありますが、算数でいいますと基礎になる足し算引き算。ここのプリントをどれくらいやりこんでいるかで、その先の理解度に深くかかわっていきます。
足し算をしっかりやらず、ささーっと終わらせてどんどん先へ進むやり方は、小学校に上がり学年が上がるにつれて、計算でつまずきます。
公文は先取り学習じゃないの?
と思われる方。確かに先取り学習が強みですが、基礎となる土台をしっかり押さえておかないと、その先いくら進んでも、土台が固まっていないと崩れます。なので繰り返ししっかりと力が着実につくまで、何度も何度もやる教室がオススメです。
お友達からお話しを聞き、ゆっくり何度も、まだここやるの?というくらいやってる、という話が聞けたら、その教室はオススメです。逆に、もうこんなに進んでやってるよー!という場合は、進度が速いということになります。
ワタシの経験した話ですが、同じ教室に通っていた友人家族が引っ越しの為にやむなく公文の教室を変えました。近場に教室があり、先生や教室の雰囲気も良く、そこに決めたら、進み方が今までとは全く違い、どんどん進む...大丈夫かな?と思い、ワタシや、前通っていた教室の先生(指導歴30年以上)に相談したところ、ちょっと速いね、どの程度理解できてるのかな...英語は文字を見て読めないのに合格もらって...ということが起きました。その友人は、別の教室に通っている友人の話を聞く機会があり、今までの教室のように基礎をしっかり何度も繰り返す教室でやっているという情報をゲットしたようで、別の教室に見学に行き、話を聞いて、教室の移動を決めました。
このように、教室によって全く違います。
ワタシの通っている公文はベテラン先生で指導方法に定評があり、市外からも通う生徒がいるほどです。そうやってみなさん先生のお話しを聞いたり情報を集めて、良い教室選びをしています。
実際に教室へ行って、雰囲気をみて先生にいろいろ聞くべし!
教室が勉強しやすい雰囲気か、先生が生徒に対してどんな対応をしているか、採点をしているスタッフさんもどんな様子かを見てください。自分の子どもがその環境でちゃんと勉強ができるかどうか。これは複数の教室を見て比べないと難しいかもしれません。
あとは先生との相性もあると思います。いろいろとお話ししてみてください。ここで進み方を聞くのもアリだと思います。
先生についてですが、やはりベテランの先生は慣れていると思います。かといって若い先生がダメ!ということはありません。今の公文という組織の雰囲気が、どんどん先取り学習を!という考え方のようで、それ自体は悪くありませんが、やはり土台を固めておかないことには無駄になってしまします。ベテランの先生方はそこが理解されている先生が多いように感じます。若い先生の中にも、ベテラン先生から教室を引き継いで、ベテラン先生のやり方を引き継いで教室を運営されている方ももちろんいると思います。そこはやはり話をしてみないことには分かりません。
なのでぜひ、先生には進み方を聞いてみてください!
損しない教室選び!まとめ
いかがでしたでしょうか??
公文といっても、全ての教室が全て同じ、というわけではありません。
月謝も高い...ので教室選びで損をしないためにも、情報収集をし、実際に数軒の教室を見てまわってください!
公文は力が付きますから!
ちゃんとした学習方法でお子さんに力をつけさせてあげてくださいね♪