「国語は読書だけの教科」「算数や英語の方が大事」と思っていませんか?
実はその考え、子どもの伸びしろを大きく損しているかもしれません。
私の子ども二人も公文を続けていますが、第一子は国語が得意だったことで英語も算数も一気に伸びました。英語は小5でJ教材に突入、算数もすでに方程式へ。まさに“国語力がすべての教科の土台”であることを実感しています。
この記事では、なぜ国語ができる子はすべての教科に強くなるのか、その「本質的な理由」を3つにまとめてわかりやすく解説します。
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なぜ「国語力」がすべての教科の土台になるのか
英語や数学に比べ、「国語」はどうしても優先度が下がりがちな教科です。
けれど、国語を侮ってはいけません。国語力の有無は、その後の学力はもちろん、将来の生き方にも影響を与えます。それほど重要な“学びの土台”です。
国語力=読解力+語彙力+論理的思考+情報処理+背景知識
「国語力がある」と聞くと、「テストの点が良い」「読書好き」「作文が得意」などを思い浮かべるかもしれません。しかし本質は読解力です。
読解力は次の5つの力から構成されています。
語彙力
論理的思考力
情報処理能力
背景知識
文脈をつかむ力
特に重要なのは「語彙力」と「論理的思考力」です。
語彙力と論理的思考力はセットで伸びる
論理的思考力とは「情報を整理し、わかりやすく伝える力」。どれだけ語彙を知っていても文章を組み立てる力がなければ伝わりません。逆に語彙が足りなければ、論理的に説明する力を活かせません。
この2つは車の両輪のような関係で、どちらも欠かせないのです。
国語ができる子が他教科も伸びる理由3選
ここからは、国語力が高い子がなぜ他教科も伸ばせるのかを解説します。
実際、私の第一子も国語力の高さが英語・算数の加速に直結しました。公文の英語は小5でJ教材へ、算数は方程式まで進み、理解スピードも段違いです。
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理由1:問題文を正しく読み取る“読解力”がある
理科・社会・算数・英語…すべての教科は「文章を読んで理解する」ことから始まります。
近年の入試では問題文が長文化・複雑化し、記述問題も増加しています。
読解力があれば、「何を問われているか」を素早くつかみ、正確に答えられます。
理由2:論理的に考え、答えを導く力がある
国語力は論理的思考力を鍛えます。論理的に考える習慣がある子は、数学の文章題や理科の実験考察にも強い。
英語も結局は「何を伝えようとしているのか」を日本語で考える力が必要です。
理由3:情報処理が速く、暗記も理解もスムーズ
国語力が高い子は理解力も高まり、「1回の説明でわかる子」になります。
情報を整理し処理するスピードが上がるため、暗記も効率的。
その結果、自分で疑問を解決できる“自学自習”の力が育ち、どの教科でも高得点が取れる子になります。
国語力は勉強だけでなく「生きる力」になる
国語力は勉強だけでなく、社会で生きる力にも直結します。
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語彙力は幸福度・年収とも関連
朝日新聞とベネッセの調査では、
「語彙力が豊富な人ほど主観的幸福度が高く、世帯年収とも関連がある」
という結果が出ています。
語彙力が豊かだとコミュニケーションの幅が広がり、人脈が増え、人生に余裕が生まれます。
他者理解が深まり、人間関係も良好に
国語力があると物事を多角的に見られるようになり、他者の気持ちや価値観も理解できます。
これは人間関係を築く上で極めて大切な力です。
国語力を強化するためにできること
語彙を増やすために読書量を増やす
読んだ内容を要約して伝える
家庭での対話で言葉の使い方を広げる
国語力は一生使える“資産”です。今から伸ばす価値は十分にあります。
